研究課題/領域番号 |
24770153
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岡野 太治 大阪大学, 情報科学研究科, 特別科学研究員 (60622082)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 無細胞翻訳系 / タンパク質合成 / 一分子計測 / マイクロチャンバー / ドライエッチング / βガラクトシダーゼ / βグルクロニダーゼ / 緑色蛍光タンパク質(GFP) |
研究概要 |
本研究では,様々な体積のマイクロチャンバー内でタンパク質合成を行い,反応場サイズが反応に与える影響を調べた.ポリジメチルシロキサン(PDMS)製マイクロチャンバーではタンパク質合成量は検出感度以下であったが,石英ガラス製マイクロチャンバーでは反応効率が大幅に改善され,バルクの41%の収量が得られた.体積の異なるチャンバーに無細胞翻訳系を封入し一定分子数のDNAからタンパク質合成を行ったところ,その過程が高次反応の場合に体積依存的な振る舞いが見られた.更に,高次反応では反応産物の収量が最大となる最適な反応場サイズが存在することが分かった.
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