研究課題/領域番号 |
24770154
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
伊藤 浩史 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 助教 (20512627)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
|
キーワード | 概日リズム / 温度補償性 / シアノバクテリア / KaiC / 生理学 |
研究概要 |
24時間周期の生命現象である概日リズムは、周期の温度補償性を有している。本研究プロジェクトにおいては、ほとんど分子メカニズムが未解明である周期の温度補償性に関して、分岐理論の観点から観察・考察を試みた。 様々な生物種の低温下の概日リズムを観察し、低温下でリズムが停止するときのの分岐現象の種類を調べたところ、KaiCリン酸化リズム、哺乳類培養細胞・シロイヌナズナ・ショウジョウバエ概日リズムにおいてHopf分岐を介してリズムが消失することを明らかにした。Hopf分岐点近傍では周期が比較的変化せず、振幅が変化することが知られているため、温度補償性のメカニズムと関係していることが推察される。
|