研究課題
若手研究(B)
細胞応答の予測や制御および応答の確率的な性質を規定する原理の解明に向け,RAFの構造分布を指標に細胞状態を定義し,RAFの局在変化の有無を細胞応答と捉えて,細胞状態と細胞応答の相図を作成した.これにもとづき,細胞外刺激後の細胞応答を予測し,検証した.細胞状態を検出しながら,細胞に事前刺激を与えたり,RAFのリン酸化に影響を与える因子を導入して細胞状態を操作し,細胞応答を操作することに成功した.細胞応答の予測および制御は,細胞のガン化機構の解明やES細胞やiPS細胞を用いた再生医療の発展の基礎となる.本研究はこれらの分野へ大きく貢献することが期待される.
すべて 2015 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (9件) 図書 (3件) 備考 (2件)
Nature Communications
巻: 3 号: 1 ページ: 907-907
10.1038/ncomms1906
WIREs Systems Biology and Medicine
巻: 4 号: 2 ページ: 183-192
10.1002/wsbm.161
http://www.qbic.riken.jp/csd/ja/publication/index.html
http://www.qbic.riken.jp/csd/ja/index.html