研究課題
若手研究(B)
マウス初期発生過程のセプチン要求性を糸口に関連分子(アクチン、ミオシン、アニリン、微小管および複数のシグナル分子)の相互作用を探索し、マウス初期発生における細胞分裂・分化過程という生理的なコンテクストの下での細胞骨格間の協調作用や制御機構を理解することを目指した。そのため、初代培養系(in vitro)とマウス個体レベルの実験系(in vivo,ex vivo)を相補的に組み合わせたプロジェクトを遂行することを予定し、平成24年度はSEPT7欠損マウスの初期胚形態および組織・細胞学的異常の解析を行うこととしていた。しかし、研究準備の途中段階で体調不良により研究の遂行が難しくなり、残念ながら研究期間途中において廃止手続きに至ってしまった。