研究課題/領域番号 |
24770218
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
矢部 泰二郎 基礎生物学研究所, 分子発生学研究部門, 助教 (30470074)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ゼブラフィッシュ / 細胞分化 / 胚発生 / 尾部形成 / zebrafish |
研究概要 |
ゼブラフィッシュの発生時において尾部沿軸中胚葉は尾芽表層に位置する未分化中胚葉から転写因子spt、msgn1依存的に形成される。本研究ではこのような尾部沿軸中胚葉形成機構を理解するため、msgn1の発現制御機構の解明を試みた。内在性のmsgn1の発現を再現するのに十分な遺伝子発現制御領域を同定し、培養細胞を用いてそのプロモーター活性を検討した結果、これらのプロモーターはwntシグナルとT-box型転写因子ntlにより正に制御される事が明らかになった。この事から、msgn1は尾芽表層では未同定の転写抑制機構により発現が抑制されており、その抑制の解除が尾部沿軸中胚葉分化の引き金になると考えられた。
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