研究課題/領域番号 |
24780011
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
作物学・雑草学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
下野 嘉子 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (40469755)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 外来植物 / 侵入経路 / 遺伝構造 / ドクムギ属 / 輸入穀物混入種子 |
研究概要 |
輸入穀物には多種多様な外来雑草の種子が混入しており、穀物貿易は外来植物の主な侵入経路の1つとして認識されている。しかし、その定着や拡散について定量的な評価はなされてこなかった。本研究では、輸入コムギに混入して日本に持ち込まれているイネ科ドクムギ属に着目し、輸入穀物からのこぼれ落ち種子由来と考えられる個体が港でどのように広がっているかについて調査した。SSRマーカーによる解析の結果、輸入穀物由来と考えられるドクムギ属が、穀物陸揚げ場所から2~4km圏内の主要道路沿いに局所的に生育しており、それ以上離れた場所には牧草や栽培品種由来と考えられるドクムギ属が生育していることが明らかとなった。
|