研究課題
若手研究(B)
RNAi効果を向上させることを目的として、SID-1を恒常的に発現するカイコを作出し、dsRNAによるノックダウン効果を検証した。Gal4/UASシステムによってSID-1を発現する遺伝子組換えカイコを作出した。このカイコを用いた皮膚の尿酸蓄積に関与するBmwh3遺伝子に対するRNAi実験から、より長いdsRNAは効果が高いことが明らかとなった。POUM2、Varp、BLOS2、og、Bmok、XDH2などのRNAi実験を行ったが、顕著な効果は見られなかった。アポトーシスに関わるiap遺伝子に対するRNAiでは、SID-1発現カイコのみに高いRNAi効果があることが明らかとなった。
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