研究課題
若手研究(B)
Bacillus circulans KA-304のα-1,3-グルカナーゼAgl-KAは、DS1、CB6、DS2、UCDと触媒ドメインから成るマルチドメイン酵素である。ドメイン機能を解明するため、欠失変異酵素やGFP融合タンパク質を作製した。その結果、DS1、CB6とDS2がα-1,3-グルカンやカビ細胞壁結合に関わる新規結合ドメインであった。さらなる構造や機能情報を得るため、新規α-1,3-グルカナーゼAgl-FH1を単離し、解析を行った。その結果、Agl-FH1はAgl-KAと似た性質を持つが、触媒ドメインの相同性は約20%であった。本結果は、触媒メカニズム解明に役立つものである。
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