研究課題
若手研究(B)
タンパク質はリン酸化されることで構造が変化し、それによって機能が変化すると言われているが、構造と機能変化の関連性は未だ不明な点が多い。構造変化と機能変化の相関を解明することは、リン酸化が関わる癌などを含む多くの疾患発症のメカニズム解明につながると期待される。本研究は、リン酸化タンパク質の構造変化を可視化する手法として、リン酸化タンパク質に特異的に結合するタンパク質・Pin1を用いた、リン酸化タンパク質構造変化検出するセンサータンパク質の開発を試みた。解析の結果、このセンサータンパク質は、ある特定のリン酸化配列によるPin1の構造変化を検出することが可能であることを示すことができた。
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