研究課題
若手研究(B)
ロタウイルスは乳幼児下痢症の主因である。これまでの研究から、牛乳に含まれるロタウイルス感染阻害成分としてラクトフォリン(lactophorin, LP)を見いだした。本研究より、LPは、ウイルスとの接触する機会をもたなくとも、宿主細胞に対して何らかの相互作用をおよぼし、ロタウイルス構成タンパク質の合成およびアセンブリを阻害していることが明らかとなった。
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Journal of Dairy Science
巻: 97 号: 5 ページ: 2653-2661
10.3168/jds.2013-7792