研究課題/領域番号 |
24780127
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 宇都宮大学 (2013) 京都大学 (2012) |
研究代表者 |
水重 貴文 宇都宮大学, 農学部, 准教授 (70571008)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 低分子ペプチド / 気分障害 / うつ / 不安 / マウス / 構造活性相関 / 受容体同定 / ジペプチド / チロシルロイシン / 抗うつ作用 / 抗不安作用 / 精神的ストレス / 海馬 / セロトニン / 神経新生 |
研究概要 |
ジペプチドTyr-Leu(YL)が抗うつ薬様作用を示すことを行動試験により見出した。LYでは抗うつ活性が著しく減弱しYL配列が重要であると考えられた。YLのC-末端側への鎖長延長は許容された。これらの情報を活用し、YLの標的受容体候補をプルダウンしたところ、TGF-βファミリーの一回膜貫通型受容体が検出された。本受容体シグナルが神経新生に関与することや、抗うつ薬が効果を発揮する際に海馬神経新生を促進することが報告されている。本研究でYLが海馬神経新生を促進するという予備データを得た。これらの結果は、YLの抗うつ薬様作用が本受容体を介することを示唆し、本受容体はYLの標的受容体として有力である。
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