研究課題/領域番号 |
24780138
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
稲垣 真輔 独立行政法人産業技術総合研究所, 計測標準研究部門, 主任研究員 (70423837)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 食品分析 / トランス脂肪酸 / クロマトグラフィー / 高速GC / メチルエステル化 / 質量分析 / 脂肪酸 / ガスクロマトグラフィー / 誘導体化 / 幾何異性体(シス-トランス異性体) |
研究概要 |
トランス脂肪酸を分析するための公定法は既に定められているが,試料の前処理およびGC測定に時間を要する欠点がある。そこで,前処理の改良さらには高速GCを適用することによる迅速化を目指した。得られた成果としては,室温で約10分反応させるのみでGCへ直接注入が可能なメチルエステル化剤を見出し,高極性イオン液体のカラムを用いた高速GCと組み合わせることで,迅速なトランス脂肪酸測定法の開発に成功した。国内の市場で流通している様々な食用油脂の市販調査を行った結果,トランス脂肪酸含量は過去の報告と比較して明確に減少しており,流通している食品中のトランス脂肪酸の低減化は順調に進行していることが裏付けられた。
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