研究課題/領域番号 |
24780154
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
平山 貴美子 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 講師 (10514177)
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研究協力者 |
吉川 徹朗 日本学術振興会, 特別研究員
山田 怜史 京都府立大学, 大学院生命環境科学研究科
久下 彩海 京都府立大学, 大学院生命環境科学研究科
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 被食種子散布 / 都市近郊林 / 暖温帯林 / 遷移進行 |
研究成果の概要 |
都市近郊林特有の森林面積の減少、断片化、遷移による森林構造の変化といった林分属性の変化に対し、被食種子散布における生物間相互作用がどのように変化するのか明らかにすることを目的に、京都市近郊林の複数林分を対象に鳥類相、鳥類密度、果実の被食種子散布パターン、埋土種子組成、実生動態の追跡を行った。その結果、遷移に伴う森林の発達が鳥類の飛来頭数に最も影響していることが明らかとなった。このような森林の発達による鳥類密度の増加に伴い、多くの果実が被食・種子散布され、土壌中に蓄積していた。さらに、こうした種子が撹乱とともに更新することによって樹木の種多様性の増加に貢献している可能性が示唆された。
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