研究課題/領域番号 |
24780165
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 兵庫県立人と自然の博物館 |
研究代表者 |
布野 隆之 兵庫県立人と自然の博物館, その他部局等, 研究員 (60623113)
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連携研究者 |
相原 修 アジア航測株式会社, 技士
山賀 由貴 アジア航測株式会社, 技士
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ニホンイヌワシ / 生息地管理 / レーザープロファイラー / 林冠ギャップ / 希少種の保全 |
研究成果の概要 |
落葉林の季節的な空間構造の変化は、ニホンイヌワシの採餌環境選択に影響する。そこで本研究は、展葉前後におけるニホンイヌワシの採餌環境特性を航空レーザー測量によって評価すると共に、行動圏内の潜在的な採餌場所を明らかにした。展葉前は、ニホンイヌワシの採餌環境は積雪した大きな林冠ギャップであり、それらは行動圏内に広く分布していた。一方、展葉後の採餌環境は、サイズや形状の値が大きい林冠ギャップとなり、結果として、潜在的な採餌場所は著しく減少した。以上より、ニホンイヌワシが周年、餌を採餌するには、サイズや形状の値が大きい林冠ギャップを維持すると共に、それらを植林地に人為創出することが必要と考えられた。
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