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遺伝子発現の定量的解析による木材細胞壁形成の日周性の機構解明

研究課題

研究課題/領域番号 24780167
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 木質科学
研究機関信州大学

研究代表者

細尾 佳宏  信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (80377184)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード木質形成 / 日周性 / 細胞壁 / 遺伝子 / 遺伝子発現 / 細胞壁形成 / 針葉樹
研究成果の概要

針葉樹(スギ)の木材細胞壁形成の日周性について遺伝子レベルで研究を行った。スギ苗木の分化中木部において、セルロースの生合成に関わるいくつかの遺伝子の発現に日変動が見られた。ヘミセルロースの生合成に関わる遺伝子の発現に明確な日変動パターンは見られなかったが、エキソサイトーシスによるヘミセルロースの分泌に関わるいくつかの遺伝子の発現に日変動が見られた。これらの結果から、木材細胞壁形成においてセルロースの生合成やヘミセルロースの分泌に日周性が存在する可能性が示唆された。木材細胞壁形成の日周性には、遺伝子発現レベルでの日周性が関わっていると予想される。

報告書

(4件)
  • 2014 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2013 実施状況報告書
  • 2012 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] Diurnal periodicity in cell wall formation in conifer wood cells2013

    • 著者名/発表者名
      Yoshihiro Hosoo
    • 雑誌名

      Journal of the Faculty of Agriculture SHINSHU UNIVERSITY

      巻: 49 ページ: 1-9

    • NAID

      120007106011

    • 関連する報告書
      2012 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] スギ由来KUP系カリウムトランスポーターの輸送機能の解析2014

    • 著者名/発表者名
      西脇宏一、細尾佳宏
    • 学会等名
      第4回中部森林学会大会
    • 発表場所
      名古屋大学(名古屋)
    • 年月日
      2014-10-25
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] スギ分化中木部におけるエキソサイトーシスに関わる遺伝子発現の日周性

    • 著者名/発表者名
      岡本知沙子、細尾佳宏
    • 学会等名
      信州大学農学部バイオサイエンス若手研究会第3回シンポジウム
    • 発表場所
      信州大学農学部(長野県上伊那郡南箕輪村)
    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書
  • [学会発表] 樹木の木質形成メカニズムをミクロなレベルで考える

    • 著者名/発表者名
      細尾佳宏
    • 学会等名
      信州大学農学部 バイオサイエンス若手研究会 第2回シンポジウム
    • 発表場所
      長野
    • 関連する報告書
      2012 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 樹木の木部細胞壁形成における成分生合成・供給の日周性

    • 著者名/発表者名
      堤野拓馬、細尾佳宏
    • 学会等名
      信州大学農学部 バイオサイエンス若手研究会 第2回シンポジウム
    • 発表場所
      長野
    • 関連する報告書
      2012 実施状況報告書

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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