研究課題
若手研究(B)
トラフグの鰓に寄生するがクサフグにはしない寄生虫は、トラフグ鰓に特異的に存在する分子を認識していると考え、2次元電気泳動およびサブトラクティブPCR法により、候補分子の探索を行った。2次元電気泳動の結果、種特異的に認められるスポットが複数個見つかった。LC-MS/MSにより、両者ともに9、計18スポットについて同定できた。サブトラクティブPCR法ではこれまでに計350個の候補配列を得た。細胞表面ディスプレイ法による、候補分子のさらなる絞り込みにまでは至らなかったが、今回用いた実験手法に起因する様々な問題点を洗い出すことができ、今後さらに研究を進める上での重要な基礎的知見を得ることができた。
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