研究課題/領域番号 |
24780184
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
山本 洋嗣 東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 助教 (10447592)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 地球温暖化 / 指標生物 / 魚類 / 再生産能力 / 温度依存型性決定機構 / 性転換 / 耳石 / 日齢査定 / トウゴロウイワシ / 性決定 / 性分化 / 温度依存型性決定 |
研究概要 |
異常水温が魚類の性決定機構へ与える影響を評価する指標生物選定の一環として、日本沿岸域に生息するトウゴロウイワシ目魚類であるギンイソイワシが温度依存型性決定機構(TSD)を保持するかを検証した。捕獲した野生個体を、耳石の日輪数から推定した孵化日により春期孵化群(5月、6月孵化:平均水温20.2℃)と夏期孵化群(7月孵化:23.9℃)に分類し、各群の性比を調査した。その結果、春期孵化群では性比が約1:1であったが、夏期孵化群では雄に偏っていた。高温による雄への性比の偏りは、孵化稚魚の水温別飼育試験でも確認され、本種はTSDを保持することが明らかとなった。
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