研究課題/領域番号 |
24780238
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
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研究機関 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
吉本 周平 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究所資源循環工学研究領域, 主任研究員 (10435935)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 地下水 / 小島嶼 / 気候変動 / 環境同位体 / 硝酸性窒素 / 炭酸塩岩帯水層 / 六フッ化硫黄 / 涵養年代推定 / ラドン |
研究成果の概要 |
不均質な炭酸塩岩帯水層に淡水レンズが存在する南西諸島の多良間島とマーシャル諸島共和国のマジュロ環礁を対象として、地下水中の主要イオン濃度,六フッ化硫黄,フロン類,硝酸イオンの窒素酸素安定同位体比,ラドン濃度を指標として,淡水レンズ内の地下水流動と物質輸送の状況を検討した.多良間島の淡水レンズの地下水は,島の周縁部の浅層で相対的に最近の年代に涵養されたといえるものの,複数の(あるいは連続する)年代に涵養された地下水の混合であることが推察された.一方,マジュロ環礁ローラ島では,地下水面に到達した浸透水は淡水レンズ全体には混合せずに,比較的表層を流動していることが推察された.
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