研究課題
若手研究(B)
近年越冬性の改良が強く求められているペレニアルライグラスと交雑可能なメドウフェスクについて、その越冬性関連ゲノム領域を同定する目的で、ペレニアルライグラスにメドウフェスクの一部のゲノム領域が移入したイントログレッション集団を材料に用い、候補遺伝子のアプローチおよび戻し交雑後代のQTL解析により遺伝解析を行った。5つの候補遺伝子を対象にその周辺領域の遺伝子型と耐凍性の関係を解析した結果、VRN1遺伝子周辺領域に耐凍性向上効果が示唆された。一方、圃場越冬性のQTL解析の結果第7連鎖群にメドウフェスク由来アリルが正の効果を示す領域を同定した。
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