研究課題
若手研究(B)
本研究で同定されたウマPLCzは,それまでほ乳類で報告されてきた最も高い活性をもつヒトPLCzよりもさらに高い活性をもつことを明らかにした.またウマPLCzを注入し,ブタ円形精子細胞注入卵の発生能を向上させることにも成功した.一方,卵減数分裂に重要な役割を持つpolo like kinase 1が少なくともブタにおいてIP3Rの発現量を制御していることを初めて明らかにした.以上のことから,精子側因子(PLCz)および卵側因子(IP3R)ともに動物種ごとに異なる活性および制御機構を持ち,それぞれの動物種に特有な活性・機能がかみ合うことで,受精現象が引き起こしていることが明らかとなった.
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (5件) 図書 (2件)
Cryobiology
巻: 68 号: 2 ページ: 200-204
10.1016/j.cryobiol.2014.01.008
Animal Science Journal
巻: 84 号: 4 ページ: 359-368
10.1111/asj.12044
PLOS ONE
巻: 8 号: 3 ページ: e58063-e58063
10.1371/journal.pone.0058063
巻: 84 号: 10 ページ: 693-701
10.1111/asj.12061
PLoS One
巻: 23 号: 12 ページ: e83613-e83613
10.1371/journal.pone.0083613
巻: 83 号: 10 ページ: 669-682
10.1111/j.1740-0929.2012.01044.x
巻: (in press)