研究課題/領域番号 |
24780282
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
|
研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
室井 喜景 帯広畜産大学, 畜産学部, 助教 (80552760)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | 養育行動 / 自己保存 / neuropeptide Y / 背側縫線核 / セロトニン / GABA / Neuropeptide Y / Y1受容体 / 母性行動 / 空腹 / NPY / 縫線核 |
研究概要 |
哺乳類の母親は乳で子を養育する。幼仔にとって母乳は仔の生存に不可欠であるが、母親は泌乳のため栄養損失を避けられない。過剰な栄養損失により母親自身の生命維持が難しくなることから、母親は自身のエネルギー状態に応じて乳の合成・分泌だけでなく、養育行動を制御しているのではないかと考えた。本研究では空腹時に分泌され摂食促進に働くNeuropeptide Yが養育行動の抑制に働くことを明らかにした。Neuropeptide YはY1受容体を介して背側縫線核のセロトニン神経やGABA神経に作用し、セロトニン神経の活性化とGABAB受容体を介した制御を抑制するため、養育行動を抑制することが明らかになった。
|