研究課題
若手研究(B)
本研究では、葉緑体由来の活性酸素種(ROS)の下流において、転写因子であるHDおよびbZipが酸化的ストレス応答に重要な働きを持つことを明らかにした。また、両転写因子は植物の病原菌に対する応答にも関与することをつきとめた。さらに、新規シグナリング因子として複数の転写因子を同定するとともに、葉緑体ROSがアントシアニンの蓄積および光酸化的ストレス防御に必要であることを明らかにした。このように、本研究は葉緑体由来のROSシグナリングの転写因子ネットワークと生理学的意義を明らかにした。
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Plant Sci
巻: 219-220 ページ: 61-68
10.1016/j.plantsci.2014.01.003