研究課題/領域番号 |
24790002
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
齋藤 望 北海道大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (80349258)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 有機合成化学 / 有機金属化学 / アレン / アルキン / 不斉環化反応 / キラル対アニオン / カチオン性錯体 / 動的速度論分割 / ルテニウム / キラルアニオン / 環化反応 / 不斉合成 / イオン液体 |
研究概要 |
光学活性な対アニオンを持つルテニウム触媒を用い、代表者が開発した1,7-アレンインの[2+2]環化反応をエナンチオ場選択的反応へと展開すべく研究を進めた。キラルアニオンとして、種々のホスフェートやスルフェート等を用いて反応条件を検討したが、満足できる結果を得ることはできなかった。一方、キラルアニオンとしてのアルコキシドイオンに着目したところ、メントールを用いたときに中程度のエナンチオ選択性で目的物が生成することが明らかになった。さらに、キラルアニオン源としてのイオン液体に着目し、アキラルなイオン液体中で上記[2+2]環化反応が進行するかについても検証を行った。
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