研究課題/領域番号 |
24790045
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
山口 佳宏 熊本大学, 環境安全センター, 准教授 (10363524)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 蛋白質の発色 / 薬剤耐性菌 / 酵素 / 酵素阻害剤 / β-ラクタム剤 / Zn酵素 / 未知化合物 / タンパク質から分離 / 国際情報交換 / 阻害剤 / X線結晶構造解析 / 速度論的解析 |
研究概要 |
メタロ-β-ラクタマーゼ(MBL)は、ほとんどすべてのβ-ラクタム剤を分解する酵素である。あるMBL酵素が赤紫色になっていることを見出し、この原因が有色金属イオンの結合ではなく有色化合物の結合であると考えた。そこで、MBL酵素から有色化合物を分離して、有色化合物の構造と結合様式を調べることにした。MBL酵素に結合した有色化合物は、MBL酵素を変性させる(構造を崩す)ことで遊離すると考えた。この実験で、有色化合物は分解されやすいことが分かった。 今後は、質量分析によって有色化合物の分子量などの構造情報を入手することで、有色化合物の構造と結合状態を調べる予定である。
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