研究課題
若手研究(B)
研究代表者が目指す最終目標は、①世界各国において国家レベルで精力的に進められているバイオ医薬品開発における新たな創薬手法の開拓、②外科的手術をサポートできる生体適合性材料の開発、の2点である。本研究課題では、動物の弾性繊維の普遍的成分であるエラスチンに着目し、これをポリペプチドとして遺伝子レベルで合理的に分子設計し、生体に注射投与可能なゲル剤として仕立て上げた。その機能を解析したところ、注射前に薬物を混ぜて投与すると投与部位に薬物を留置でき、長期に渡り徐々に放出させることができ、その後は速やかに生分解される材料であった。今後、各種薬物の送達に最適化した生体適合材料としての展開が期待される。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (17件) 備考 (3件)
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