研究課題/領域番号 |
24790063
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
小原 祐太郎 山形大学, 医学部, 准教授 (40400270)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 神経栄養因子 / NGF / ERK5 / MAPK |
研究成果の概要 |
われわれは、ERK5選択的に発現が誘導される多数の遺伝子を同定し、その中でもp36遺伝子に焦点を当てて研究活動を行った。その結果、p36はカテコラミン生合成酵素の一つであるチロシンヒドロキシラーゼを安定化して、その生合成を促進することが明らかとなった。つまり、神経細胞の分化の過程においてERK5/p36のシグナル伝達経路は、神経機能を強化する役割を担っていることが示唆された。 また、ERK1/2がERK5のThr732をリン酸化することにより、ERK5の核移行が促進され、長く不明であったERK5とERK1/2のクロストークメカニズムを明らかにすることが出来た。
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