研究課題/領域番号 |
24790075
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
久野 悠 独立行政法人理化学研究所, 生命システム研究センター, 特別研究員 (60467636)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | S1P / トランスポーター / リンパ球 / 血管内皮細胞 / 脂質メディエーター / スフィンゴシン1リン酸 / SPNS2 / 輸送体 |
研究概要 |
スフィンゴシン1-リン酸(S1P)は細胞内で合成された後、細胞外へ放出され標的受容体に認識され、シグナルを伝える。我々は初めてのS1P放出輸送体としてSPNS2を同定した。SPNS2の生理的役割を解明するため、SPNS2-KOマウスの解析を行なった。その結果、SPNS2-KOマウスは血漿中のS1P濃度が約60%程度に減少していた。またSPNS2が血管内皮細胞においてS1P輸送体として機能しており、赤血球や血小板では機能していないことを明らかにした。またSPNS2によって供給されるS1P依存的に胸腺からT細胞が移出することを見いだした。
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