研究課題/領域番号 |
24790109
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
創薬化学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
田村 理 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 講師 (30362619)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 抗アレルギー / IgEレセプター / マスト細胞 / chlorin e6 / RBL 2H3 / pheophorbide a / PCA反応 / アレルギー |
研究概要 |
アレルギーの発症は、症状を引き起こす炎症性分子がマスト細胞より放出されることで引き起こされるが、その放出はマスト細胞上の受容体にIgEというタンパクが結合し、さらにIgEがアレルゲン(花粉など)に反応することが鍵となっている。私は、このマスト細胞上の受容体を発現抑制することでアレルギー反応が抑えられるのではないかと考え、培養マスト細胞を用いた活性評価系を構築し、受容体発現抑制物質としてchlorin e6を見出した。本化合物は、培養細胞に対してのみならず、ラットに経口投与することでラットのマスト細胞上の受容体量を抑制し、さらにアレルギー応答を抑制することが明らかになった。
|