研究課題/領域番号 |
24790148
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
赤沼 伸乙 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 助教 (30467089)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | PGE2 / 血液脳関門 / グルタミン酸 / プロスタグランジン / 神経伝達物質 / 有機アニオン輸送担体 / クリアランス / グルタミン酸受容体 |
研究概要 |
脳内L-グルタミン酸(L-Glu)が血液脳関門(BBB)を介したプロスタグランジンE2(PGE2)排出輸送に与える影響をbrain efflux index法にて評価した。大脳皮質へのL-Glu前投与によって、ラットBBBを介したPGE2排出は阻害された。このL-GluによるPGE2排出減弱はN-methyl-D-aspartate (NMDA) 受容体拮抗薬共存にて正常化した。さらに、NMDA受容体作動条件下にて、PGE2排出輸送はL-Gluと同様に減弱した。以上から、L-グルタミン酸はBBBを介したPGE2排出輸送を減弱させること、その過程にはNMDA受容体が関与することが示唆された。
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