研究課題/領域番号 |
24790167
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 北海道薬科大学 (2013-2014) 奥羽大学 (2012) |
研究代表者 |
戸上 紘平 北海道薬科大学, 薬学部, 講師 (20582357)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 肺線維症 / 肺線維芽細胞 / 肺胞上皮細胞 / 吸入型DDS / 抗線維化薬 / 肺内動態 / タイトジャンクション / 微粒子製剤 / EMT / ピルフェニドン / FTS / 肺投与型製剤 / TGF-β / ブレオマイシン誘発性肺線維症モデル / 肺投与型微粒子製剤 |
研究成果の概要 |
肺線維症は、高度の線維化により蜂巣肺を形成する難治性疾患であり、吸入型DDSによる優れた治療薬の開発が望まれている。本研究では、抗線維化薬を線維化肺に送達可能なDDSについて検討した。肺線維症では肺胞上皮細胞のタイトジャンクションの破壊が起こるため、高分子量の薬物を肺投与しても、肺胞中に滞留せずに血中へ漏出しやすいうえ、線維化部位には薬物が到達できないという問題点が示唆された。この問題を解決できる肺投与型DDSとして、約100 nmの微粒子製剤が最適な肺内動態となることを見いだした。そこで、bFGFの短鎖リガンド修飾リポソーム(粒子径100 nm)により、抗線維化薬の送達効率の向上を達成した。
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