研究課題/領域番号 |
24790186
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
木村 恵 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員研究員 (90613787)
|
連携研究者 |
木村 俊介 北海道大学, 大学院医学研究科, 助教 (40444525)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 細胞間相互作用 / 膜ナノチューブ / パイエル板 / M細胞 |
研究成果の概要 |
腸管リンパ濾胞上皮に存在するM細胞は管腔内の抗原を取り込む細胞である。この細胞の分化には上皮基底膜下のストローマ細胞が重要である。しかし、基底膜を隔てたM細胞とストローマ細胞の相互作用機構は不明である。本研究ではM細胞に発現するM-Secが細胞間相互作用を仲介する膜ナノチューブ構造の形成分子であることに着目した。その結果M細胞には基底膜側に突出した膜突起が存在し、基底膜を越えてストローマ細胞と接していた。一方でM-Sec欠損マウスでもこの突起形成、そしてM細胞分化に大きな変化は認められなかった。従って細胞膜突起形成にはM-Secの他に複数の分子が関与する可能性が示唆された。
|