研究課題/領域番号 |
24790207
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
坪井 貴司 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80415231)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 開口放出 / アストロサイト / 細胞内小器官 / イメージング / ATP |
研究概要 |
アストロサイトは、細胞内カルシウム濃度の上昇によってグリア情報伝達物質を放出する。様々なグリア情報伝達物質の中でもATPの放出量の低下は、適切な神経活動の抑制機能の低下を引き起こし、神経細胞の過剰な興奮を引き起こす。そこで本研究では、細胞内カルシウム濃度上昇依存的に起こるアストロサイトからのATP放出機構を明らかにすることを目的とした。解析の結果、アストロサイト内のリソソームやシナプス様小胞、そしてペプチドホルモンを含む分泌顆粒には、ATPが貯蔵されていた。また、分泌刺激に応じてリソソームや分泌小胞からATPが放出される可能性が示唆された。
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