研究課題/領域番号 |
24790214
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
津元 国親 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70353331)
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研究協力者 |
倉智 嘉久 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30142011)
芦原 貴司 滋賀医科大学, 循環器内科, 講師 (80396259)
原口 亮 (00393215)
中沢 一雄 (50198058)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ナトリウムチャネル / 心筋細胞モデル / 興奮伝播 / コンピュータシミュレーション / リエントリー性頻拍 / Phase-2 リエントリー / Naチャネル / リエントリー / 虚血境界領域 / phase-2 リエントリー / 組織モデル / 興奮伝播シミュレーション / Electric Field機構 / リエントリー頻拍 / Electric field 機構 / 心臓興奮伝播 / 虚血性心疾患 / ブルガダ症候群 / 致死性不整脈 / 数理モデル / 計算生理学 |
研究成果の概要 |
心臓は、心筋細胞の電気的興奮と正確な興奮伝播によって、生命維持に必須な血液循環ポンプとしての機能を発揮する。その興奮発生と興奮伝播に重要な役割を担うナトリウム(Na)チャネルは、先天的ないし後天的な異常によって、細胞内での発現分布を変化させる。コンピュータシミュレーションを用いて、この細胞内Naチャネル分布変化の致死的不整脈発生への影響を調べた。その結果、興奮伝導障害やリエントリー性頻拍が、心筋細胞のNaチャネル分布依存的に発生することを明らかにした。本成果は、これまで考慮されてこなかったイオンチャネルの細胞内分布が、致死的不整脈の発生に関与する可能性を示すことに初めて成功した。
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