研究課題
若手研究(B)
互いに類似したドメイン構造を持つタンパク質p62とNbr1は、ともにタンパク質分解系オートファジーにより選択的に分解される基質として見出されている。これまでの解析の結果、p62は中枢神経で摂食行動を制御する重要な役割を担っており、その欠損により個体は過食、肥満を引き起こすことを明らかとした。しかし、Nbr1の生理機能はほとんど明らかになっていない。そこで本研究では、Nbr1の役割について、p62との相違を明らかにし、その生理機能を解明することを目的とした。Nbr1はp38のタンパク質量を調節しており、その欠損により細胞増殖速度の低下が引き起こされることが明らかになった。
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J. Neurosci.
巻: 33 号: 37 ページ: 14767-14777
10.1523/jneurosci.2954-12.2013