研究課題/領域番号 |
24790240
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
岩田 衣世 日本医科大学, 医学部, 助教 (00582991)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | キスペプチン / 多嚢胞性卵巣症候群 / アンドロゲン / 黄体形成ホルモン / 脳 / 生殖 |
研究概要 |
高アンドロゲン投与による多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)モデルラットの脳内キスペプチンニューロンの発現と黄体形成ホルモン(LH)の血中の分泌状態について検討した。高アンドロゲンにより、卵胞発育に関わるキスペプチンの発現は低下しており、LHパルスも抑制されていた。排卵に関わるキスペプチンには異常がなかったものの、下垂体での性腺刺激ホルモン放出ホルモンに対する反応性が低下していたことから、排卵を誘起するLHサージが抑制されていることが明らかとなった。PCOSの特徴の一つである高アンドロゲン血症では、アンドロゲンが脳内のキスペプチンと下垂体に作用し、卵胞発育や排卵に影響を与える可能性が示唆された。
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