研究課題
若手研究(B)
LUBACは3種のサブユニットから構成され、VCPは直鎖状ポリユビキチン鎖生成の活性中心であるHOIPのPUBドメインと結合する。HOIP欠損細胞に野生型HOIPあるいはPUBドメインを変異したHOIPを発現させたところ、変異型HOIP発現細胞の方がTNF-alpha依存的なNF-kappaB活性化が亢進していた。そこで、質量分析にてPUBドメインに結合するタンパク質を検索し、直鎖状ポリユビキチン鎖特異的な2種の脱ユビキチン化酵素(CYLD、OTULIN)を同定した。驚いたことに、CYLDとOTULINは直接PUBドメインと結合し、NF-kappaB活性化を負に制御していることを見いだした。
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Genes Cells
巻: 19 ページ: 254-272
Genes Cells.
巻: 19 号: 3 ページ: 254-272
10.1111/gtc.12128
http://www.mcp.med.kyoto-u.ac.jp/