研究課題/領域番号 |
24790298
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
田島 織絵 中部大学, 生命健康科学部, 准教授 (10362237)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ガングリオシド / 脂肪酸吸収 / 脂質ラフト / 脂肪酸輸送体 / スフィンゴ糖脂質 / 腸管上皮細胞 |
研究成果の概要 |
GM2/GD2合成酵素遺伝子およびGD3合成酵素遺伝子欠損(DKO)マウスの腸管上皮細胞では成体マウスで主要とされるGA1を欠損し、GM3やLacCer、スルファチドの発現が認められた。また、DKOマウスではコレステロールやGalectin-4などの脂質ミクロドメイン(ラフト)集積分子がラフトから乖離していた。さらにDKOマウスでは脂肪酸輸送体のラフト局在が変化し、脂肪酸吸収能が低下していた。これらの結果から、正常なラフトの構造や機能を保持するために適切なGSL組成が必須であり、GSLsがラフトを介した脂質吸収に関与する可能性が示唆された。
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