研究課題
若手研究(B)
動脈硬化巣では炎症性マクロファージ(M1)や抗炎症性マクロファージ(M2)等の様々なマクロファージが混在し、この局所的な炎症応答バランスと病態進行との関連性が示唆されている。本研究では、転写因子Nrf2がこのマクロファージの炎症応答に関与しているかどうかを遺伝子改変動脈硬化症モデルマウスを用いて検証した。その結果、後期の動脈硬化巣においてNrf2はM1マクロファージに関与して動脈硬化巣の進行に促進的に働くことが明らかになった。これらについての成果論文は国際科学誌FRBMに掲載された。
すべて 2013 2012
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)
Nucleic Acids Res
巻: (in press) 号: 10 ページ: 12-12
10.1093/nar/gkt243
Free Radic Biol Med
巻: 53 号: 12 ページ: 2256-2262
10.1016/j.freeradbiomed.2012.10.001