• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

腎障害進行におけるRBファミリーp130の機能解明と新規E3リガーゼの同定

研究課題

研究課題/領域番号 24790313
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 病態医化学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

鈴木 小由里  浜松医科大学, 医学部, 特任研究員 (80568949)

研究期間 (年度) 2012
研究課題ステータス 中途終了 (2012年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワードp130 / 腎障害 / タンパク分解 / E3リガーゼ
研究概要

我々は細胞周期関連ユビキチンリガーゼの生体機能および疾患、との関連に注目し、特に炎症、細胞死および細胞増殖、線維化が連続して起こる腎障害モデルに着目し解析するために、片側尿管閉塞性マウスモデルを経時的に1、3、5、7、14日で作製した。また、コントロール腎として、Sham operationしたマウスの腎臓を7日目で取り出した。これらのUUO腎を用いてウエスタンブロット法にてタンパク量を調べてみると、UUO3日目からp130/RB2タンパク量が増加し、Sham ope腎と比較すると7日目でp130/RB2タンパク質が最も顕著に蓄積することを見出した。一方、mRNAの発現量をQRT-PCR法で調べた結果、UUO1日目、3日目でp130/RB2mRNAレベルは減少傾向を示したが5日目からはSham ope腎レベルまで回復した。
また、本研究ではp130の腎障害における機能を明らかにするため、p130ノックアウト(KO)マウスを用いて3、7、14日のUUOを作製した。野生型マウスUUO腎とp130KOマウスUUO腎を用いて、細胞増殖マーカーであるKi67抗体により免疫染色し比較検討した結果UUO3日目で尿細管上皮細胞の細胞増殖が野生型UUO腎よりp130KOマウスUUO腎で増加していることが確認された。細胞増殖に増加に伴い、野生型マウスUUO腎よりp130KOマウスUUO腎で尿細管の拡張が多く見られた。また、階も同様にp130KOマウスUUO腎で増加していることがわかったこれらの結果から、p130は腎障害初期にて細胞増殖を停止させる方向に働くために、尿細管上皮細胞および間質細胞にて鋤日していることが示唆された。

報告書

(1件)
  • 2012 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Roles of the Skp2/p27 axis in the progression of chronic nephropathy2012

    • 著者名/発表者名
      Suzuki, S., Ohashi, N. and Kitagawa, M
    • 雑誌名

      Cell Mol Life Sci

      巻: (in press) 号: 18 ページ: 3277-3289

    • DOI

      10.1007/s00018-012-1232-x

    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] Skp2ノックアウトマウスで見られた腎障害の軽減はSkp2-p27ダブルノックアウトマウスで解除される2012

    • 著者名/発表者名
      鈴木小由里
    • 学会等名
      第35回日本分子生物学会年会
    • 発表場所
      福岡
    • 年月日
      2012-12-14
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書

URL: 

公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi