研究課題/領域番号 |
24790315
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
橋本 泰司 広島大学, 大学病院, 病院助教 (50423380)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 膵癌 / 抗癌剤耐性 / ワクシニアウイルス / hENT / ワクチン / 化学療法 / 腫瘍溶解性組換えワクシニアウイルス / Gemcitabine |
研究概要 |
本研究は、難治癌の膵癌に対して、抗癌剤の効果増強を目的にhuuman Equilibrative Nucleoside Transporter 1(hENT1)遺伝子を組み込んだ腫瘍溶解性組換えワクシニアウイルスによる新規遺伝子治療の開発研究を行った。導入遺伝子hENT発現の検定では恒常的な発現を確認、正常細胞への細胞毒性は軽微であった。マウスモデルへの腫瘍縮小効果を検証したところ、Vaccine+Gemcitabine投与群において著明な抗腫瘍効果を認めた。本研究から組換えワクシニアウイルスにより抗癌剤感受性が増強可能で膵臓癌患者に安全で苦痛のない新たな治療の選択肢を提供できるものと考える。
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