研究課題
若手研究(B)
レヴィ小体病は中枢・末梢神経系を侵す全身病である.皮膚にもリン酸化αシヌクレイン(psyn)の沈着がみられレヴィ小体病の診断法になりえるが,診断法として実用化するにはより高感度に病変を可視化する必要がある. そこで抗非リン酸化αシヌクレイン抗体(LB509)を用いて、蛋白分解処理耐性のαシヌクレインの皮膚への沈着を検索した.中枢神経系レヴィ小体病スコアII以上の症例多数例で検討した結果,いずれのステージにおいても,psynを用いた検討よりも高い陽性率を得られた。特に発症前レヴィ小体病における陽性率は2倍となり,抗αシヌクレイン抗体を用いた皮膚生検は,レヴィ小体病の診断法として実用可能と思われる.
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