研究課題/領域番号 |
24790353
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
大西 紘二 熊本大学, 生命科学研究部, 助教 (40613378)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | CD169 / マクロファージ / リンパ節 / 大腸癌 / 腫瘍免疫 / バイオマーカー / がん免疫 / 所属リンパ節 / 大腸がん / Tリンパ球 |
研究概要 |
本研究では、マクロファージマーカーの1つであるCD169について、ヒトでの抗腫瘍免疫に着目して解析を行った。83例の大腸癌を対象として、所属リンパ節のCD169陽性マクロファージと臨床病理学的因子との相関について免疫組織学的に解析した。その結果、CD169陽性マクロファージが多い症例では少ない症例と比較して、有意に生存率が高いことを明らかにした。また、リンパ節のCD169陽性細胞数とCD8陽性Tリンパ球の腫瘍組織内浸潤数は正の相関を示していた。即ち、リンパ節のCD169陽性マクロファージは抗腫瘍免疫を活性化している可能性が示唆され、大腸癌の予後マーカーとして有用であると考えられた。
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