研究課題/領域番号 |
24790371
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 独立行政法人国立長寿医療研究センター |
研究代表者 |
松岡 和彦 独立行政法人国立長寿医療研究センター, 運動器疾患研究部, 流動研究員 (00581365)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 骨芽細胞 / 破骨細胞 / カップリング / 骨リモデリング / 細胞分解 / 細胞分化 |
研究概要 |
骨は破骨細胞による骨吸収と骨芽細胞による骨形成により、常に壊されては造られることで骨の量と強度が保持される。骨吸収は骨形成へとカップリングすることが知られており、カップリング因子の存在が示唆されていたが、その実体は長らく明らかにされていなかった。 骨芽細胞マーカーであるALP活性を指標として、破骨細胞の培養上清から活性成分を精製、C3を同定し、その分解産物である C3aが活性因子として骨芽細胞のC3a受容体を介して分化を促進することを明らかにした。さらに卵巣摘出による骨粗鬆症モデルマウスを用いた実験から、C3aが骨吸収から骨形成へのリレーに重要な新たな骨カップリング因子として働くことを実証した。
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