研究課題/領域番号 |
24790389
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
市戸 義久 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (80452978)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 細胞・組織 / 再生医学 / 肝幹・前駆細胞 / 生体組織工学 / 細胞移植 / 分化 |
研究概要 |
オーバル細胞マーカーとしてThy1,小型肝細胞(SH)としてCD44を用いた。オーバル細胞の分化・再生機構を解析した結果,(1)Thy1+細胞はThy1+/CD44+細胞を介してSHに分化し,またcollagen gel培養で胆管に分化した。(2) Thy1+細胞をRetrorsine/部分肝切除モデルに移植してもほとんど移植細胞巣を形成しないが,レシピエント由来肝前駆細胞の増殖を活性化した。(3) SHとThy1+細胞を間接共培養するとSHの増殖が高まった。以上の結果は,Thy1+細胞は何らかの液性因子を分泌することで他の肝前駆細胞の増殖を促進させ、肝再生に寄与する可能性が示唆された。
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