研究課題/領域番号 |
24790414
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岡田 和久 大阪大学, 微生物病研究所, 特任助教 (40420434)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | Vibrio cholerae / コレラ菌 / タイ / コレラ |
研究概要 |
我々は本研究においてコレラ菌が保有する二つの環状染色体 [Ch1(3.0 Mb)とCh2(1.0 Mb)]に加えて、0.9 Mbのレプリコン(Ch3)を保有するコレラ菌O1を3株見出した。Ch3を保有するTSY216株のゲノムと流行型コレラ菌O1株のものを比較した。両株の染色体は高く保存されていた。一方でCh3は両染色体と共有する領域が存在しなかった。Ch3には1031個のORFと全20種類のアミノ酸に対応するtRNA遺伝子がコードされていたが、Ch3の起源や機能については不明である。本研究で示した大規模遺伝子セットの獲得は、新型のコレラ菌 O1の出現の機会を与えるかもしれない。
|