研究課題/領域番号 |
24790431
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
山本 章治 国立感染症研究所, 細菌第一部, 主任研究官 (80469957)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | コレラ菌 / キチン / 形質転換 / シグナル伝達 / 二成分制御系 / センサーキナーゼ / 膜貫通型転写因子 / small RNA / non-coding RNA / 該当なし |
研究概要 |
GlcNAcのポリマーであるキチンはコレラ菌のDNAコンピテンスを活性化し,形質転換を引き起こす。本研究は, キチンのシグナル伝達における膜貫通型DNA結合蛋白質TfoSの役割を解明する目的で行われた。その結果,1)TfoSはコンピテンスレギュロンの発現に必須なsmall RNA遺伝子(tfoR)の転写を活性化すること,2)TfoSは二成分制御系の蛋白質ではないにも関わらず,その活性はキチン反応型の二成分制御系センサーキナーゼChiSに支配されること,3)ChiSからTfoSへのシグナル伝達は既知のリン酸基転移とは異なる機構で進行することが示唆された。
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