研究課題
若手研究(B)
細胞融合を用いたHIVの細胞指向性決定系(DSP-Pheno)の樹立に成功した。細胞融合の検出には緑色蛍光タンパク質(GFP)とルシフェラーゼ(RL)を基にした2重分割タンパク質(Dual split protein: DSP)を用い、蛍光顕微鏡によるGFPおよびルミノメーターによるRLの2種類で判定可能である。DSP-Phenoは迅速で簡便で、細胞培養は必要だが、感染性ウイルスを使用することなく細胞指向性を決定可能である。今後、これまでに使用されている細胞指向性試験との比較などのさらなる解析が必要であるが、DSP-PhenoはHIVの細胞指向性の決定に今後非常に有用な実験手技となる。
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