研究課題/領域番号 |
24790444
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
渡辺 俊平 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10621401)
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連携研究者 |
柳 雄介 九州大学, 医学研究院, 教授 (40182365)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 抗ウイルス薬開発 / 神経病原性発現機構 / 亜急性硬化性全脳炎 / 麻疹ウイルス / 膜融合 / SSPE / 病原性 / 治療薬 |
研究概要 |
麻疹ウイルスは中枢神経系に持続感染して亜急性硬化性全脳炎(SSPE)を引き起こす。しかし、ウイルスの神経細胞への侵入は非効率的であるため、いかにしてウイルスが神経病原性を獲得するか不明であった。我々は本研究を通して、SSPE患者より分離されたウイルス株のF遺伝子の多くに、ウイルスの膜融合を亢進する、アミノ酸変異が存在することを明らかにした。また同変異は中枢神経系におけるウイルス感染の効率的な広がりに寄与することを示した。従って麻疹ウイルス膜融合の阻害は、SSPEの病態進行を防ぐ新たな治療標的となり得ることがわかった。
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