研究課題/領域番号 |
24790457
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター) |
研究代表者 |
北浦 一孝 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 診断治療研究室, 研究員 (00518136)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | フラビウイルス / ウエストナイル / 日本脳炎ウイルス / TCRレパトア解析 / qPCR |
研究成果の概要 |
KOマウスのバックグラウンドであるC57BL/6マウスを用いて、ウエストナイルウイルスよりも取扱いが簡便な日本脳炎ウイルスをまず感染させ、免疫学的病態解明を行った。JaOArS982株の感染実験は感染後10日の体重変化から予後判定(死亡群と生存群)が可能である。両群間の免疫学的性状を比較したところ、死亡群では生存群よりもTh1タイプサイトカイン、細胞障害性因子の有意な増加が認められた。一方、Treg関連遺伝子の発現は生存群において増加した。T細胞受容体レベルでの解析では、脳内で死亡群と生存群で異なるT細胞クローンが存在した。質的に異なるT細胞が脳内に浸潤・増殖していることが示唆された。
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