研究課題
若手研究(B)
我々が発見した分子「フロント」は、種々の炎症性疾患に関与するケモカイン受容体CCR2およびCCR5に結合し、白血球遊走を正に制御する。本研究では「フロント」遺伝子改変マウスの作出・検証を行い、これまでは欠損マウスがなかったために多くが謎であった「フロント」の生理的条件下での発現および機能解析を行った。その結果、「フロント」は生理的条件下で単球/マクロファージに高発現し、その遊走を制御していることを明らかにした。今後この新しい研究ツールを用いた種々の疾患モデルの解析を通して、「フロント」を新しい切り口とし生体内における免疫・炎症制御機構を解明することが期待される。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Biochemical Journal
巻: Vol.457 号: 2 ページ: 313-322
10.1042/bj20130827
実験医学増刊号(羊土社)
ページ: 48-52
臨床免疫・アレルギー科(科学評論社)
ページ: 386-391
40019636502
がん基盤生物学
巻: 次世代がん研究Update ページ: 130-136
腫瘍免疫学とがん免疫療法
巻: 実験医学増刊号 ページ: 48-52
臨床免疫・アレルギー科
巻: 59巻 ページ: 386-391
http://www.prevent.m.u-tokyo.ac.jp/